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クロザリル

製造販売後調査(最終報告)

概要

目的

  • 治療抵抗性統合失調症に対するクロザリルの安全性および有効性を評価する。

対象

  • 2009年7月29日(クロザリルの製造販売開始日)から2013年12月31日までにクロザリルの投与を開始し、本調査に登録された治療抵抗性の統合失調症の症例1,916例のうち、調査票が固定された症例1,913例。

    解析対象は、安全性解析対象1,902例、有効性解析対象1,898例のうち臨床試験・個人輸入からの移行症例42例を除いた新規投与開始症例1,860例、1,856例とした。

方法

  • 調査実施期間は2009年7月~2015年12月で、患者登録は中央登録方式とし、データは調査票を用いて収集した。
  • 観察期間は2年間とした。

主な調査項目

  • 患者背景、投与・中止状況、投与量状況
  • 入院・外来区分
  • 安全性:有害事象、副作用
  • 重点調査事項 ①白血球減少症,好中球減少症(無顆粒球症を含む)
    ②血糖値上昇,糖尿病増悪
    ③心疾患(心筋炎,心筋症を含む)
    ④性腺機能低下症(月経異常,乳汁漏出症等を含む)
    ⑤自殺関連事象(自殺企図・自殺念慮等)
    ⑥痙攣発作
  • DIEPSS(Drug Induced Extra-Pyramidal Symptoms Scale;薬原性錐体外路症状評価尺度)※1
  • 有効性:CGI-C(Clinical Global Impression of Change;臨床全般印象尺度)※2
    BPRS(Brief Psychiatric Rating Scale; 簡易精神症状評価尺度)※3

※1 DIEPSS:個別症状8項目(歩行,動作緩慢,流涎,筋強剛,振戦,アカシジア,ジストニア,ジスキネジア)と概括重症度1項目の計9項目で構成され、本調査では、流涎と総括重症度を除いた7項目をそれぞれ5段階(0~4)で評価し、合計スコアとした。

※2 CGI-C:最終時点でのベースラインからの変化を(著明改善,中等度改善,軽度改善,不変(または症状維持),軽度悪化,中等度悪化,著明悪化,判定不能,不明・未記載)で評価した。

※3 BPRS:18項目(心気症,不安,情動的引きこもり,概念の統合障害,罪責感,緊張,衒奇症と不自然な姿勢,誇大性,抑うつ気分,敵意,猜疑心,幻覚による行動,運動減退,非協調性,不自然な思考内容,情動の平板化,興奮,見当識障害)からなり、7段階(「1.なし」,「2.ごく軽度」,「3.軽度」,「4.中等度」,「5.やや重度」,「6.重度」,「7.最重度」)で評価した。

解析計画

  • 患者背景および安全性(有害事象,副作用,投与・中止状況,重点調査項目)の集計は、安全性解析対象症例を対象とした。
  • 副作用は、全体および発現時期別に症例数と割合を算出した。
  • DIEPSSは安全性解析対象症例のうち投与開始前および最終時点でのDIEPSS評点が得られた1,613例を対象とし、合計スコアの投与開始前からの変化を評価した。
  • CGI-Cは有効性解析対象症例を対象とし,最終時点のCGI-C評価に該当する症例数の割合で示した。「中等度改善」または「著明改善」の合計を「有効」とした。
  • BPRSはBPRS解析対象症例のうち投与開始前および最終時点でのBPRS評点が得られた1,539例を対象とし、合計スコア、陽性症状、陰性症状、神経症様症状ごとのスコアについて投与開始前と最終時点をpaired t-検定を用いて比較した。反応性不良、耐容性不良および合計での合計スコアの投与開始前からの変化を示した。
  • 検定の有意水準は5%(両側)とし多重性の調整は行わなかった。

クロザリル特定使用成績調査( CLEX123J1401,治療抵抗性統合失調症)の
最終集計結果(再審査終了)[再審査申請時評価資料]
鳥山和宏ほか: 臨床精神薬理 22(11), 1107-1139, 2019
利益相反:著者らはクロザリルの製造販売を日本で行うノバルティス ファーマの社員である

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