製造販売後調査(最終報告)
BPRS評価結果 最終時点
有効性解析対象の新規投与開始症例のうち、投与開始時(または開始前)から最終時点までのBPRSの変化量を評価可能は1,539例において、合計および各症状のBPRSスコアはいずれも投与開始前と比較して有意な低下が認められました(p<0.0001,paired t検定)。
投与量不明・未記載例2例を含む。
有効性解析対象症例のうち、クロザリル投与前後で簡易精神症状評価尺度BPRSの投与開始時(又は開始前)から最終時点までの変化量を評価した新規投与開始症例を解析対象症例とした(BPRS合計スコア:1527例,陽性症状:1530例,陰性症状:1531例,神経症様症状:1537例)。
18項目(心気症,不安,情動的引きこもり,概念の統合障害,罪責感,緊張,衒奇症と不自然な姿勢,誇大性,抑うつ気分,敵意,猜疑心,幻覚による行動,運動減退,非協調性,不自然な思考内容,情動の平板化,興奮,見当識障害)からなり,7段階(「1.なし」,「2.ごく軽度」,「3.軽度」,「4.中等度」,「5.やや重度」,「6.重度」,「7.最重度」)で評価した。
クロザリル特定使用成績調査( CLEX123J1401,治療抵抗性統合失調症)の
最終集計結果(再審査終了)[再審査申請時評価資料]
鳥山和宏ほか: 臨床精神薬理 22(11), 1107-1139, 2019
利益相反:著者らはクロザリルの製造販売を日本で行うノバルティス ファーマの社員である