第3問
造血器腫瘍診療ガイドラインにおいて推奨されている、高リスクまたは中間-ⅡリスクのPMFに対する治療として正しい記述は次のうちどれでしょうか?
いずれかの解答を選択して“解答を見る”を押してください
- ➀ 高リスクまたは中間-Ⅱリスクの患者には年齢に関わらずすべての患者に同種移植が推奨されている
- ➁ 高リスクまたは中間-Ⅱリスクの患者のうち、移植困難の患者には輸血・ルキソリチニブが推奨されている
- ➂ 高リスクの患者にのみ、輸血・ルキソリチニブが推奨されている
正解は
「➁ 高リスクまたは中間-Ⅱリスクの患者のうち、移植困難の患者には輸血・ルキソリチニブが推奨されている」です。
解説
【コメント】
造血器腫瘍診療ガイドラインでは、予後を改善する観点から高リスク、中間-Ⅱリスクには同種造血幹細胞移植を推奨しています。
しかし移植が困難な場合は、支持療法としての輸血と、脾腫や症状、予後の改善が期待できるルキソリチニブの投与を推奨しています。