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症例報告 151 [主訴: 四肢の紅斑、丘疹、膿疱]

<症例> 33歳 女性
<主訴> 四肢の紅斑、丘疹、膿疱
<家族歴> 特記すべき事項なし
<既往歴> 喘息
(症例提供) 社会福祉法人 聖母会聖母病院皮膚科 木村 景子 先生
(監修) 社会福祉法人 聖母会聖母病院皮膚科 部長 小林 里実 先生

現病歴

12年前より四肢に瘙痒を伴う紅斑、膿疱、丘疹の出没あり。当科初診時、四肢に紅斑があり、両膝蓋から下腿、足部に丘疹、膿疱が多発していた(写真1)。血液検査で白血球6690/μ、好酸球22.0%(1826/μ)、膿疱の皮膚生検では好中球を入れる角層下単房性膿疱と真皮上層に好中球の軽度浸潤のみであった。1年後、好酸球数は正常化したが、鼻閉が出現し、好酸球性副鼻腔炎と診断され、さらに1か月後、外果周囲に紫斑を認めた。

図1

症例写真1
Q1. 考えられる診断名は?
Q2. 鑑別すべき疾患は?
Q3. 必要な検査、原因、治療は?

皮膚科領域

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