皮膚所見クイズ
症例報告 159 [主訴: 四肢のびまん性腫脹]
<症例> | 69歳、女性 |
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<主訴> | 四肢のびまん性腫脹 |
<既往歴> | 特記すべきことなし |
<家族歴> | 胃癌(父)、大腸癌(母)、肺癌(弟)、橋本病(姉)、バセドウ病(息子) |
(症例提供) | 岐阜大学大学院皮膚病態学 講師 周 円 先生 |
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(監修) | 岐阜大学大学院皮膚病態学 教授 清島 真理子 先生 |
現病歴
初診の5か月前より毎日30分程度の散歩を始めた。3か月前に正座する際、膝を十分に屈曲できなくなり、2か月前より手指を曲げると前腕に痛みが生じるようになった。両上肢にびまん性の腫脹が出現したため内科を受診し、皮膚科に紹介。
上腕内側の皮下に硬結を触れ、皮膚表面に粗大な敷石状の凹凸を認める(orange peel-like appearance)。
Q1. | 考えられる診断名は? |
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Q2. | 鑑別すべき疾患は? |
Q3. | 必要な検査、原因、治療は? |