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症例報告 184 [主訴: 手足末端部・躯幹・頸部の柴紅色斑]

<症例> 84歳、女性
<主訴> 手足末端部・躯幹・頸部の柴紅色斑
<既往歴> 特記すべきことなし
<家族歴> 特記すべきことなし
(症例提供) 高松赤十字病院 皮膚科 部長 濱田 利久 先生
(監修) 高松赤十字病院 皮膚科 部長 濱田 利久 先生

現病歴

初診の約4ヶ月前(11月)よりスーパーマーケットで買い物をすると、手足から指趾末端部と胸部・腹部、前頸部中心に柴紅色斑が出現するようになった。自宅に戻ると数時間以内に自然消退するという。近医で凍瘡と診断されビタミンE製剤を内服していたが、繰り返すため当科を紹介受診した。全身症状や関節症状なし。


図1:初診時臨床像

図1:初診時臨床像

手指末節中心、両足遠位部に柴紅色斑と、一部で網状皮斑をみとめる。触診では浸潤なく、圧痛もなかった。

Q1. 考えられる診断名は?
Q2. 鑑別すべき疾患は?
Q3. 必要な検査、原因、治療は?

 

 

皮膚科領域

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