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症例報告 148 [主訴: 左大腿部の黒色扁平隆起性小局面]

<症例> 85歳、男性
<主訴> 左大腿部の黒色扁平隆起性小局面
<家族歴> 特記すべき事項なし
<既往歴> 高血圧
(症例提供) 鳥取大学医学部附属病院皮膚科 講師 杉田 和成先生
(監修) 鳥取大学皮膚病態学 教授 山元 修先生

現病歴

左大腿部に幼少期から点状の黒色皮疹がみられた。その後、皮疹は徐々に拡大し、20歳頃には現在の皮疹よりやや小さい程度まで増大した。当科初診時、左大腿部前面のほぼ中央に63mm x 51mm大の黒褐色から淡褐色調の扁平隆起性の小局面を認めた(図1)。病変の12時方向中央やや下方に25mmのL字型、9mmの楕円形の表面光沢のある黒色調の強い部分が見られた。

写真1

症例写真1
Q1. 考えられる診断名は?
Q2. 鑑別すべき疾患は?
Q3. 必要な検査、原因、治療は?

皮膚科領域

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