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症例報告 190 [主訴: 仙骨部の疼痛をともなう潰瘍化した腫瘤と全身に多発する皮下結節]

<症例> 72歳 女性
<主訴> 仙骨部の疼痛をともなう潰瘍化した腫瘤と全身に多発する皮下結節
<既往歴> 特記すべきことなし
<家族歴> 特記すべきことなし
(症例提供) 静岡県立総合病院 皮膚科 部長 八木 宏明 先生
(監修) 静岡県立総合病院 皮膚科 部長 八木 宏明 先生

現病歴

10年前に仙骨部に突出する腫瘤を自覚した。放置したところ徐々に増大し疼痛をともなうようになった。さらに同部以外に上下肢や腰部、臀部にも同様の腫瘤が多発してきた。仙骨部の病変(図1)は、ドーム状の硬い腫瘤であり中央が潰瘍化して白色の内容物が露出していた。右前腕では皮膚表面は正常であったが、皮下に多房性の硬い腫瘤を触れた。


図1

図1
Q1. 考えられる診断名は?
Q2. 鑑別すべき疾患は?
Q3. 必要な検査、原因、治療は?

 

 

皮膚科領域

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